経済部がまとめた統計によると、第１四半期の会社の新規登記件数は8,266件で、前年同期に比べ36.78％増加した。金融危機前の2008年同期と比べても16.52％増加しており、経済部は「商工業が全体的に安定し、金融危機以前の水準まで回復している」と説明した。５日付工商時報が伝えた。
産業別の登記企業数の伸びが最も大きかったのは、広告やコンサルティングサービスなどを含む「専門・科学・技術サービス業」で、企業数は前年比4.55％増（1,550社）増の３万5,589社となった。経済部は「製品は広告やマーケティングを通じ販売されるため、景気が上向くと直ちに需要が増加する」と分析した。
このほか不動産業は2.78％増の２万1,853社、建設業は1.74％増の８万3,589社となった。景気好転による不動産市場の活況が反映されたもようだ。さらに金融・保険業も、企業の設備投資拡大による資金需要増を受け、前年比2.42％増の２万3,434社となった。
なお、同期の会社の解散件数は6,825件で、前年比13.26％減少した。
