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台旅会・北京事務所がオープン、初の公的機関設置


ニュース 電子 作成日:2010年5月5日_記事番号:T00022535

台旅会・北京事務所がオープン、初の公的機関設置

 
 中台観光交流の台湾側窓口機関、台湾海峡両岸観光旅遊協会(台旅会)の北京事務所が4日、正式にオープンした。台湾の公的性格を持つ機関が中国に設置されるのは、1949年に国民党政権が台湾に移転して以来初めてだ。5日付中国時報が報じた。
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オープン式典に出席した頼瑟珍観光局長(右3)は、「北京事務所の開設は両岸(中台)間の観光交流の新たな一里塚となる」と語った(4日=中央社)

 一方、中国の海峡両岸旅遊交流協会(海旅会)も7日に台北事務所をオープンさせる予定で、当日は邵琪偉・中国国家旅遊局長が、台湾訪問の開放対象となる中国の省や市、ツアー企画が許可される旅行会社の拡大を発表するとみられる。

 台湾・交通部観光局の統計によると、4月に台湾を訪れた中国人客は延べ4,818人で、前年同月比41.7%の大幅増となった。中国側は「今年通年の100万人突破は確実」との見方を示している。現在中国からの訪台者数は通年延べ109万5,000人の上限規制が設けられているが、旅行業界では不十分として、緩和に向けた協議を中台間で速やかに行うよう求めている。