ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

Q1機械輸出、前年比37%増


ニュース 機械 作成日:2010年5月5日_記事番号:T00022540

Q1機械輸出、前年比37%増

 
 機械業界団体の台湾区機器工業同業公会(TAMI)によると、今年第1四半期の台湾機械設備の輸出額は34億5,200万米ドルで、前年同期比37.4%増となった。台湾元ベースの計算では輸出額は前年同期比29.8%増 の849億元(約2,555億円)。台湾の機械輸出は昨年11カ月連続でマイナス成長を記録したが、12月以降はプラス成長に転じており、海外市場で需要の高まりがうかがえる。5日付経済日報が報じた。

 第1四半期の機械設備の輸入額は55億3,530万米ドルで、前年同期比100%増。台湾元による計算では前年同期比88.7%増の1,773億元だった。輸入の大幅増は、台湾域内のハイテク産業による投資拡大を反映しているとみられる。

 王正青・TAMI総幹事は、今年の台湾機械産業の輸出を左右する要素して、▽機械分野の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)のアーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)への盛り込み▽鋼材など原材料価格の上昇▽台湾元の上昇──を挙げている。