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民進党の高雄市長候補に陳菊氏、初の女性対決へ


ニュース 政治 作成日:2010年5月6日_記事番号:T00022555

民進党の高雄市長候補に陳菊氏、初の女性対決へ

 
 高雄県市の合併に伴い今年11月に行われる高雄市長選挙に向け、民進党は5日、公認候補決定のための予備選に当たる世論調査の結果を発表し、陳菊・現高雄市長が58.9%の支持を獲得して、楊秋興・現高雄県長の41.7%を上回り、候補者に確定した。一方国民党は黄昭順立法委員の擁立がほぼ固まっており、同市長選は初の女性対決となることが決定的となった。6日付中国時報が報じた。
 
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高雄市長選候補に確定した陳菊・現市長(中)。6日付聯合報の世論調査によると、陳菊氏に投票するという人が53%と、国民党候補、黄昭順氏の23%を大きく上回った(5日=中央社)
 
 民進党の高雄市長選候補者選びをめぐっては、陳・楊両陣営が激しい舌戦を繰り広げてきたため関係修復に懸念の声も出ているが、蔡英文同党主席は、しばらく冷却期間を置いた後、双方が協力し合うことを期待すると語った。

 また両陣営は年初、「予備選の結果がどうであれ、負けた方が選挙対策本部の総幹事を務める」との念書を交わしており、楊高雄県長は「党の団結のため、求められればどんなことでも協力する」と語った。ただ、副市長候補となることについては「考えていない」と話した。