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中華郵政、フェデックスの取次業務を開始


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年5月6日_記事番号:T00022564

中華郵政、フェデックスの取次業務を開始

 
 中華郵政は5日、米フェデラルエクスプレス(フェデックス)の国際優先便の取り次ぎ業務を行うことで同社と契約を交わした。同日から台湾全土の主要54拠点で取り次ぎを開始、6月中に全土95%をカバーする約1,000拠点にサービスを拡大する。中華郵政はフェデックスの取り次ぎサービス開始で年間3億台湾元(約9億円)の売上増が見込めるという。6日付中国時報が伝えた。

 中華郵政は国際間の速達郵便物で、EMS(国際スピード郵便)サービスを行っているが、重量は20~30キログラムまでとなっている。今回、フェデックスのサービス取り次ぎにより、引き受け物品の重量が100キログラムまで拡大する。また、EMSによる配達までの所要時間は4~6営業日となっているが、自社で貨物専用機を保有するフェデックスのサービスではこれが2~3日に短縮される。ただ、費用はEMSの2倍以上となる。

 フェデックスは現在、台湾に14カ所の物流拠点を持ち、誠品書店(eslite Bookstore)で取り次ぎ業務を行っている。