ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

UMCの南科12インチ工場、第3期ラインがQ4稼働へ


ニュース 電子 作成日:2010年5月6日_記事番号:T00022579

UMCの南科12インチ工場、第3期ラインがQ4稼働へ

 
 聯華電子(UMC)は今月20日、南部科学工業園区(南科)の12インチウエハー工場「Fab 12A」の第3、第4期工場棟の完成式典を行なう。このうち第3期部分は、第3四半期中に無塵室設備と生産設備の搬入を終え、第4四半期にも試験生産を開始する予定だ。6日付日付中国時報などが報じた。

 現在UMCは、「12A」とシンガポール工場でそれぞれ3万枚の月産能力を抱える。業界関係者によると、「12A」の月産能力は第3期拡張で年内に5,000枚(ウエハー投入枚数)、来年上半期までに1万枚、最終的には2万5,000枚増強される。65ナノメートル製造プロセスを主力とし、その後40ナノ、45ナノを導入し、携帯電話用チップの生産に充てられるという。

 孫世偉UMC執行長(CEO)は先日、コンシューマ向け電子、通信製品やパソコン市場の需要が強く、生産ラインはフル稼働に近付いているため、年末までの見通しを楽観していると語った。