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台湾〜福州、高速フェリー就航へ


ニュース 運輸 作成日:2010年5月7日_記事番号:T00022585

台湾〜福州、高速フェリー就航へ

 
 台湾を訪問している中国福建省福州市の蘇増添市長は6日、同市の福州新港(福清江陰港)と台湾北部の台北港、基隆港を結ぶ2万トン級の高速フェリーを来年1月にも就航させ、日帰り生活圏を形成する方針を明らかにした。所要時間は約3時間となる見通しだ。7日付聯合報が伝えた。

 福州市は関連インフラの整備に既に10億人民元(約133億円)を投資した。福州新港では既存の埠頭(ふとう)を貨客埠頭として整備する「海峡両岸快捷走廊」プロジェクトが進行しており、12月にもターミナルビルが完成する。同プロジェクトは台湾の嘉新水泥(嘉新セメント)が出資する台湾海峡快捷通運公司が投資している。

 蘇市長は「3時間で行き来できる海上直航ルートが開設されれば、比較的安い費用で両岸(中台)間の貨客輸送が可能になる」と指摘した。