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千興不銹鋼の董事長、中国で出国禁止


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2007年8月23日_記事番号:T00002261

千興不銹鋼の董事長、中国で出国禁止

 
 ステンレスメーカー千興不銹鋼(CSSSC)の葉碩堂董事長が最近、中国福建省で脱税の疑いで一時拘束された。その後、身柄は保釈されたが、出国禁止処分を受け、1カ月以上にわたり台湾に戻れないでいることが分かった。23日付経済日報が伝えた。

 現地の台湾企業団体によると、葉董事長は取引先企業が輸出増値税の脱税容疑で捜査対象となり、関与が疑われたもので、保証金200万人民元(約3,000万円)を支払い身柄は釈放された。電話取材に対し、葉董事長は「来週にも台湾に戻れるのではないか」と話している。

 ただ、葉董事長の拘束をめぐっては、千興不銹鋼が福建省ショウ州市(ショウはさんずいに章)にステンレス工場を建設する方針を示しながら、棚上げ状態となっていることに現地当局が不満を抱いていることと関連を指摘する向きもある。