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クアンタの4月売上高と出荷、過去最高を更新


ニュース 電子 作成日:2010年5月10日_記事番号:T00022629

クアンタの4月売上高と出荷、過去最高を更新

 
 ノートパソコン受託生産大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が7日発表した4月売上高は、前月比5.1%増の970億1,500万元(約2,800億円)、出荷台数は前月比10%増の450万台で、ともに過去最高を記録した。出荷台数では仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)から業界トップの座を奪還したとみられる。インテルのモバイル向けプラットフォーム「カルペラ(Calpella)」を搭載した新機種の出荷開始に恩恵を受けた。また宏碁電脳(エイサー)の委託先調整により、受注が増加したことも要因とみられる。8日付工商時報などが報じた。

 クアンタは、5~6月も引き続き好調が見込まれ、第2四半期の出荷台数は前期比15~20%成長の1,300万台以上が期待できると予測している。

 一方、エイサーの委託先調整で受注を減らしたとみられる緯創資通(ウィストロン)の同月売上高は、前月比18.8%減の440億1,300万元となった。同社は5~6月のノートPC出荷は4月より上向くとしており、第2四半期通期では出荷、売上高ともに前期比5~10%程度の増加を見込んでいる。