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ユニマイクロン傘下の明興光電、タッチパネル生産能力が6倍に【表】


ニュース 電子 作成日:2010年5月10日_記事番号:T00022631

ユニマイクロン傘下の明興光電、タッチパネル生産能力が6倍に【表】

 
 プリント基板大手、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)が設立したタッチパネルメーカー、明興光電(ユニディスプレイ)は11日、既存工場の5倍に当たる約100万枚の月産能力を備える静電容量方式タッチパネル第2工場を稼働させる。同工場は5月中に量産に着手し、年内にフル稼働に達する見通しの下、同社は第4四半期にも黒字転換を果たせると見込んでいる。10日付経済日報が報じた。
 
T000226311

 
 明興光電は従来、リソグラフィー工程の歩留まり率向上に問題を抱えていたが、このほどカラーフィルター(CF)大手の和鑫光電(シンテック・フォトロニック)の元総経理で、同工程に豊富な経験を持つ林俊宇氏を同社に迎えた。

 なおユニマイクロンは、顧客にサムスン電子やノキアなどの携帯電話大手を抱えるほか、タッチパネル川上材料のフレキシブル基板(FPC)やITO(酸化インジウムスズ)導電ガラスなどの統合も進めてタッチパネル産業の完全なサプライチェーンを築き上げており、今後業界の勢力図に大きな影響を及ぼすことが予想される。