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LEDのヒューガ、一部5〜10%値上げ


ニュース 電子 作成日:2010年5月10日_記事番号:T00022634

LEDのヒューガ、一部5〜10%値上げ

 
 発光ダイオード(LED)エピタキシャルウエハー・チップ中堅メーカー、広鎵光電(ヒューガ・オプトテック)の陳進財董事長は9日、顧客の韓国・ソウル半導体に対しLEDチップ価格を5~10%引き上げたことを明らかにした。10日付経済日報が報じた。

 このほか、生産ラインがフル稼働となっている璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)、新世紀光電(ジェネシス・フォトニクス)、泰谷光電科技(テクコア)といった中堅メーカーが率先して値上げしており、毎年20%の割合で下落が続いてきたLEDチップ価格は今年、上昇に転じる見通しだ。

 一方、中堅メーカーの4倍の生産能力と売上規模を備える最大手の晶元光電(エピスター)の張世賢副総経理も、「川上のサファイア基板、特殊ガスの価格上昇を受け、既に顧客と値上げ交渉を開始している」ことを明らかにした。

 今後、LEDをバックライトに採用した液晶テレビ、ノートパソコンやLED照明など末端製品の値上げにつながる可能性も指摘されている。