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コンパル4月出荷、10カ月ぶりにクアンタ下回る


ニュース 電子 作成日:2010年5月11日_記事番号:T00022660

コンパル4月出荷、10カ月ぶりにクアンタ下回る

 
 ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の10日発表によると、4月の同社ノートPC出荷台数は前月比7%減の400万台で、ライバルの広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の450万台を下回り、2009年6月以来10カ月ぶりに単月首位の座を明け渡した。11日付電子時報が報じた。
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 第2四半期の出荷について同紙は、アップルや米ヒューレット・パッカード(HP)の新機種発売の恩恵を受けるクアンタがトップに立つ可能性が高いとしており、下半期については、コンパルの期待通り企業向けモデルの需要が上向くかどうかが勝敗の鍵を握ると指摘した。

 なおコンパルの4月連結売上高は、前月比8%減、前年同月比63%増の715億1,300万台湾元(約2,110億円)と好調を維持した。ノートPC出荷が前月比では減少となったものの高水準を保ったこと、液晶テレビ(25万台)、液晶モニター(12万5,000台)の出荷台数がほぼ予想通りとなったことが要因だ。なお1~4月累計でも2,915億4,100万元で前年同期比88%の大幅増となった。