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桃園空港の出入境手続き、有料でスピードアップ


ニュース 運輸 作成日:2010年5月13日_記事番号:T00022701

桃園空港の出入境手続き、有料でスピードアップ

 
 交通部民用航空局は、桃園国際空港に「商務(ビジネス)旅客服務中心」を設置し、有料で迅速な出入境手続き、通関手続きなどを提供することを検討している。同サービスを利用すれば、入境手続きの時間が20分ほど短縮される見通しだが、一部からは「金持ち優遇だ」と批判の声も上がっている。13日付中国時報が伝えた。

 商務旅客服務中心は面積100坪の専用スペースで、専門の係員がワンストップ方式による出入境、検疫、通関、安全検査などを行うもので、料金は5,000~1万台湾元(約1万5,000~3万円)が想定されている。民用航空局は6月までに関連規定の策定作業を完了する構えだ。

 民用航空局関係者は一部の批判について、「シンガポール、香港、北京、上海にも類似するサービスが存在し、時間を重要視するビジネス客が利用している。金持ち向けというわけではなく、空の玄関口のサービスと全体的なイメージの向上で、国際競争力の強化につながる」と説明した。