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保険ブローカーの永達、下半期にも中国進出か


ニュース 金融 作成日:2010年5月13日_記事番号:T00022702

保険ブローカーの永達、下半期にも中国進出か

 
 保険仲立人(保険ブローカー)業者の永達保険経紀人は、早ければ下半期にも中国市場に進出する。江蘇省無錫市の誘致を受けてのもので、同市で保険仲介人業務を行う企業を設立した後、中国全土でサービスを展開したい考えだ。実現すれば、台湾の同業では初の中国進出となる。13日付経済日報が伝えた。

 呉文永董事長によると、中国での企業設立には資本金5,000万人民元(6億8,000万円)程度を予定している。2年以内に年商2億台湾元(約6億円)、従業員数500人規模に事業を拡大する計画だ。

 また、業務形態は台湾のように営業員によるものだけでなく、電話や銀行内を通じたサービス提供も予定している。無錫での企業設立後に北京のテレマーケティング業者へ50%出資する方針で、さらに保険商品は、中国系保険会社に加え、将来的には台湾系生保の商品も扱う考えだ。

 呉董事長は、入居を予定している無錫新区の賃貸料3年免除や、1平方メートル当たり500人民元、従業員の雇用1人当たり3,000人民元の補助など、無錫市政府が提示した優遇条件が同市進出の決め手となったと語った。