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ユニテックの太陽電池事業、生産能力3倍へ


ニュース その他製造 作成日:2010年5月13日_記事番号:T00022708

ユニテックの太陽電池事業、生産能力3倍へ

 
 プリント基板(PCB)大手で、宜蘭県の利沢工業区で太陽電池生産を行う燿華電子(ユニテック・プリント・サーキット・ボード)はこのほど、銀行が融資に同意したとして、これまで延期してきた太陽電池工場の拡張計画を再始動させると表明した。拡張部分は早ければ今年12月にも量産に入る予定で、月産能力は現在の30メガワット(MW)から90MWへと3倍に増強されることになる。13日付経済日報が報じた。

 ユニテックの太陽電池生産ラインは昨年下半期から現在までフル稼働が続き、単月売上高は1億台湾元(約2億9,000万円)余りとなっている。また昨年は原料のシリコン契約価格が高く、厳しい経営状況が続いたが、今年に入り調達契約を更改したことで、現在は利益も1,000万元を超えているという。

 なお同社は、太陽電池事業の安定した発展を図るため、同事業を分割して100%子会社「燿祥光電」を立ち上げる計画だ。今月26日の株主総会で承認を受け、8月1日を分割基準日とする予定だ。