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台プラ仁武工場、操業停止の必要なし


ニュース 石油・化学 作成日:2010年5月13日_記事番号:T00022710

台プラ仁武工場、操業停止の必要なし


 台塑集団(台湾プラスチックグループ)系列の台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台プラ)仁武工場(高雄県仁武郷)で地下水と土壌に高濃度の汚染が確認された問題で、行政院環境保護署土壌地下水汚染整治基金管理委員会の関係者は12日、外部の汚染状況がそれほどひどくないことから、操業停止の必要はないとの結論に達したことを明らかにした。13日付経済日報が伝えた。

 同署は当初、4月29日に調査結果を発表する予定だったが、調査サンプルが当初予定より増えたため、12日まで発表が延期された。同日には記者会見が行われる予定だったが、直前に中止された。沈世宏環境保護署長は13日、行政院衛生環境委員会で報告を行う際、調査結果に関する対外的な説明を行う見通しだ。

 台プラ担当者は環境保護署の決定を受け、「環境保護に全力を挙げ、水質汚染を最低限に抑えるとともに土質改善に取り組んでいきたい」と述べた。