ニュース 家電 作成日:2010年5月13日_記事番号:T00022716
13日付電子時報によると、中国の5月1日からの労働節(メーデー)連休期間、液晶テレビ販売は事前予想を下回ったもようだ。しかし、ある台湾液晶パネルメーカーによると、中国地場の液晶テレビブランドメーカーは事前に大規模なパネル調達を行っておらず、また、同期間に1カ月分の出荷量に当たるパネルを消化したため、パネル在庫は従来の6週間から4週間前後の適正水準に戻ったという。このためハイシーズンの第3四半期に向け、パネル在庫補充の動きが期待できるとの見方だ。
中国で同期間に販売された液晶テレビについて、友達光電(AUO)は200万~240万台との見方だ。240万~270台とみる台湾メーカーもある。
特に中国地場ブランドが不振で、海信集団(ハイセンスグループ)、創維(スカイワース)は当初30万台以上と見込んでいたが、実際には20万~25万台にとどまったようだ。康佳(コンカ)、TCLは20万台前後、海爾集団(ハイアール)、四川長虹電器が15万~18万台だったとみられる。
一方、サムスン電子、ソニー、シャープなど海外大手ブランドは、発光ダイオード(LED)をバックライトに採用した液晶テレビや3D(3次元)対応機種、大画面機種などで都市部を攻め、まずまずの結果を出したようだ。
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