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35〜44歳の高学歴女性、4人に1人が未婚


ニュース 社会 作成日:2007年8月24日_記事番号:T00002274

35〜44歳の高学歴女性、4人に1人が未婚

 
 台湾大学人口・性別研究センターの調査によると、大卒以上の学歴を持つ35歳から44歳までの女性の4人に1人が未婚であることが分かった。24日付中国時報が伝えた。

 同調査は内政部の2005年台湾地区人口調査報告を参考に、最近の婚姻傾向と将来の出生率への影響について調査したもの。

 学歴が専門学校卒以上の非婚率は、35歳から44歳までの年齢層では、女性が17.6%で男性は14.5%。45歳から54歳となると、女性11.5%に対し男性4.5%と、3倍近い開きがある。

 大学卒以上では非婚率の男女差は大きくなり、35歳から44歳までは、女性24.6%で男性は16.1%。45歳から54歳までは、女性15%に対し、男性は5.5%となる。 

 この現象の背景について調査に当たった陳玉華研究グループ長は、「高学歴の男性は年齢が増しても社会的価値が下がらないため、パートナーを選ぶ条件を下げることはない。しかし高学歴の女性はその逆で、同年齢層の同程度の学歴の男性は多くが結婚してしまっているため、選択の機会がどんどん狭まっていくためだ」と分析した。