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バイオ分野の中台懸け橋会議、100人が訪台へ


ニュース 医薬 作成日:2010年5月17日_記事番号:T00022774

バイオ分野の中台懸け橋会議、100人が訪台へ

 
 バイオ技術、医薬品材料に関する中台の懸け橋会議が25、26の両日、台北市で開かれる。中国側からは全国人民代表大会(全人代)常務委員会の何魯麗・元副委員長、海峡両岸関係協会(海協会)の安民副会長らが業界関係者約100人を率い、台湾入りする。中台の医療関係者の交流としては過去最高レベルとなる。15日の中央社電が伝えた。

 台湾の生物技術開発中心の李鍾熙董事長は「台湾のバイオ技術市場のボトルネックは市場が小さ過ぎることだ。中国市場は台湾のバイオ市場が国際市場に進出するプラットフォームとなる」と指摘した。

 李董事長はまた、今回の懸け橋会議で医薬品やバイオ技術の臨床試験や認可に関する法的問題が解決されれば、臨床試験を重複して行う必要がなくなり、医薬品の発売にかかる期間が節約できると期待を示した。

 中国側代表団には、衛生部、国家薬品食品監督管理局、国家中医薬管理局などの幹部も含まれている。何元副委員長は今回、海峡両岸医薬衛生交流協会名誉会長という肩書きで出席するが、中国の政界で影響力を持つ人物の訪台だけに注目される。