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作成日：2007年8月24日_記事番号：T00002278
ホンジュラス政府、台湾企業に無償用地提供
友好国ホンジュラスを訪問した陳水扁総統は22日、同国のセラヤ大統領から台湾企業向けの工場建設用地２カ所を無償で提供するとの申し出を受けた。これは陳総統が前夜、「ホンジュラス政府が無償で土地を準備できるなら、企業２社に投資させる用意がある」と提案したことを受けたものだ。24日付自由時報が伝えた。
セラヤ大統領は「用地２カ所はもう探した。工場用地として無償提供したい」と述べた。同紙によると、ホンジュラス側は携帯電話端末メーカーの宏達国際電子（ＨＴＣ）とパソコンメーカーの精英電脳（ＥＣＳ）のホンジュラス進出を希望しているもようだ。
２社はホンジュラス側からの指名に驚きを隠せずにいる。このうち、精英電脳の陳明村総経理は「ブラジルに生産ラインを保有しているが、中南米の売り上げ比率は高くないため、（ホンジュラス進出は）長期的な検討が必要だ」と述べた。
