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Q2液晶モニター販売、2〜3割減の見通し


ニュース 家電 作成日:2010年5月18日_記事番号:T00022804

Q2液晶モニター販売、2〜3割減の見通し

 
 液晶モニター市場は例年、「五窮六絕」と呼ばれ厳しい低迷に見舞われる5~6月のオフシーズンを迎え、需要が低迷している。大インチ型製品で大幅な値下げが実施され、22インチ製品の末端価格が年初のキャンペーン価格をも下回っているにもかかわらず、消費者は模様眺め傾向で購買意欲の上昇は見られない。ブランド業者は、第2四半期の台湾市場のモニター販売台数は前期比20~30%の落ち込みを見せると予測している。18日付電子時報が報じた。

 ブランド業者によると、昨年第2四半期は中国政府による家電普及政策「家電下郷」を受けて需要が高まり、さらに液晶パネルメーカーの生産調整によりモニター用パネルで供給不足が生じてオフシーズンの落ち込みが見られなかった。

 しかし、今年はパネル不足が解消しているもののモニター購買意欲は低迷し、4月販売台数は前月比10%減となったとみられる。5月はさらにオフシーズンの影響が濃くなり、6月も回復する見込みは小さいという。