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鴻海がノートPC大型受注獲得か、HP・デルの11年向け商用機種【図】


ニュース 電子 作成日:2010年5月18日_記事番号:T00022808

鴻海がノートPC大型受注獲得か、HP・デルの11年向け商用機種【図】

 
 EMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手、鴻海精密工業は、ヒューレット・パッカード(HP)とデルから2011年向けの商用ノートパソコン生産を既に受注したもようだ。同社のノートPC受託生産事業は急速に出荷台数を伸ばしており、来年には2,000万台が見込まれる。また今回、技術的ハードルの高い商用機種を受注したことは、研究開発(R&D)レベルの高さが認められたことを示し、ノートPC受託生産大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)や仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)などにとってますます脅威が増している。18日付工商時報が大和証券アナリストの情報を基に伝えた。

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 今年、鴻海がHPからの受注している機種は依然としてコンシューマー向けが主流だ。ただ、来年はコンパルと英業達(インベンテック)が受注している商用機種、年間500万台分を奪うことになり、HPのノート製品の20~25%を出荷することになると証券会社はみている。

 同社がデルから受注した機種は、コンパルが受注するラティチュードよりさらに高位機種のプレシジョン30万~40万台。来年のデル製品の受注は300万~400万台と予測されている。