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アナログIC在庫水準上昇、下半期の懸念材料に


ニュース 電子 作成日:2010年5月19日_記事番号:T00022842

アナログIC在庫水準上昇、下半期の懸念材料に

 
 欧州の信用不安が依然解消されず、アナログIC世界市場で在庫水準が高まっていることから、台湾のIC設計業界では下半期のハイシーズンに対する見通しに懸念が生じている。19日付電子時報が報じた。

 現在アナログICの納期は10~14週間、在庫水準は1カ月半~2カ月半となっており、過去のピーク時よりは低いが、例年の第2四半期の平均値と比べると明らかに高くなっている。こうした状況を受けてIC設計業者は、今後大手IDM(垂直統合型の大手半導体メーカー)が生産量を増やし、欧州不安が続いて末端市場に影響が出れば、アナログICの在庫はさらに高まるとみて、顧客や流通業者、サプライチェーンの在庫状況に強い注意を払っている。

 業者によると、現在マザーボードおよびノートパソコンメーカーが5~6月出荷目標を引き下げていることから、一部顧客の発注量が若干縮小しているという。ただ、第2四半期の業績には大きなダメージはないとみている。

 しかし、ノートPC向けアナログIC業者は、川下のノートPC受託生産メーカーに先行き不安が相次いで伝えられており、6月業績にダメージを受ける可能性があるとしている。