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中華航空機事故、燃料タンクに穴


ニュース 運輸 作成日:2007年8月24日_記事番号:T00002286

中華航空機事故、燃料タンクに穴

 
 那覇空港で中華航空(チャイナエアライン)のボーイング737-800型旅客機が炎上した事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は23日、事故機の右主翼燃料タンクに直径2~3センチの穴が開いていたと発表した。

 日本の報道各社によると、離着陸時に使う翼前面のスラット(高揚力装置)のボルトが外れ、タンクの外壁を突き破っていた。事故調は、穴から燃料が大量に流出し、エンジンの熱で発火した可能性が高いとみている。

 同様のボルト脱落が過去にも例があり、米ボーイング社は航空各社に注意を呼び掛けていたという。事故調はボルトが外れた原因や中華航空による整備状況などを調べる方針だ。構造上の欠陥か整備ミスかが今後の事故原因調査の焦点になるとみられる。

 なお、中華航空の魏幸雄董事長は口頭で辞意を表明。「調査の結果、中華航空に問題があると明らかになれば責任をとる」としている。