ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台塑が三フッ化窒素増産、20億元投資


ニュース 石油・化学 作成日:2007年8月24日_記事番号:T00002294

台塑が三フッ化窒素増産、20億元投資

 
 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)は、三フッ化窒素の増産に20億台湾元(約70億円)を投資する計画だ。設備拡張は2段階に分け進める予定で、それぞれ年500トンの増産を行う。2009年には生産能力が年1,400トンに達する予定だ。24日付工商時報が伝えた。

 三フッ化窒素は主に半導体や液晶パネルの生産過程におけるクリーニング用ガスとして使用されている。台湾には半導体ウエハー工場や液晶パネル工場が密集しており、三フッ化窒素の需要が拡大している。

 台塑は現時点で三フッ化窒素の国内需要は年1,400トンで、来年から09年にかけ12インチウエハー工場の増設や第6~7世代液晶パネル工場の新設が進むと、同需要は年2,200トンに拡大すると見込んでいる。