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4月の小売業売上高、自動車関連が27%成長


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年5月25日_記事番号:T00022940

4月の小売業売上高、自動車関連が27%成長

 
 経済部統計処が24日発表した4月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は、前月比0.57%増、前年同月比12.95%増の1兆1,208億7,190万台湾元(約3兆1,350億円)だった。小売業のうち、自動車・二輪車および部品販売業が、前年同月比27.33%増の365億6,533万元と最も成長を見せた。25日付工商時報が報じた。

 工商時報によると、自動車・二輪車および部品販売業の売上高は小売業全体の売上高2,792億470万元(前年同月比8.13%増)の11.99%を占めている。同業種の売上高を引いた場合、小売業の売上高は前年同月比5.73%増の2,426億元にとどまるため、同紙は個人消費はまだ回復していないと分析している。

 また、経済部の黄吉実統計長は、小売業売上高の適正水準は3,000億元以上、飲食業は300億元以上で、まだそのレベルに達していないと指摘した。失業率の改善がない限り今年の民間消費は中・低水準にとどまると懸念を示した。