焼きたてパン・贈答用菓子類のチェーン店、「幾分甜・幸福烘焙（How Sweet）」は、昨年６月の１号店オープンから現在までに台湾全土に34店舗と順調に店舗網を拡げ、来年は100店舗、焼きたてパンチェーンで業界首位を目指す。25日付経済日報が伝えた。
幾分甜を経営する藍海国際餐飲の許湘鋐董事長によると、同社は台北県の五股工業区の集中生産施設でパンの半製品や菓子類を製造、各店に配送している。現在の月間売上高は１店舗当たり最高で200万台湾元（約560万円）、全体では約4,000万台湾元。
同社はインターネットでの菓子販売が人気となって、来店客が増えたことが急速な成長を後押しした。ネット販売では特にカスタードプリンが人気で、昨年はわずか半年で100万個以上を売り上げた。
幾分甜は26日、飲食スペースを併設した旗艦店をオープンさせる。店内に体験工房も設置し、旅行社とのタイアップで新たなビジネスチャンスを狙う。
