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作成日：2010年5月25日_記事番号：T00022956
四川長虹電子、８億ドル相当の液晶パネル調達
中国四川省の企業による調達代表団は24日、台北市内で個別に商談会を開き、同省の有力家電メーカー、四川長虹電子集団が友達光電（ＡＵＯ）、奇美電子（チーメイ・イノルックス）に対し、８億米ドル相当の液晶パネルを発注した。四川省の企業による調達総額は13億2,000万米ドルに達した。25日付経済日報が伝えた。
契約式には、ＡＵＯの陳炫彬副董事長、奇美電の許春華・資深副総裁、長虹電子の趙勇董事長が出席した。
長虹集団はＡＵＯに700万枚、奇美電に250万枚の液晶パネルを発注する契約を結んだ。両社への発注は今年下半期から来年末にかけて行われる見通しだ。発注内容は24インチ、32インチ、42インチの大型パネルが中心だという。長虹集団は現在、ＡＵＯ、奇美電、サムスン電子から液晶パネルを調達している。
一方、長虹電子の徐明総経理は、現在ＡＵＯに委託しているテレビの完成品生産を鴻海精密工業にも委託する可能性を示唆した。
