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力晶、徐州に半導体園区整備へ【表】


ニュース 電子 作成日:2010年5月25日_記事番号:T00022960

力晶、徐州に半導体園区整備へ【表】

 
 力晶半導体(PSC)が、中国江蘇省徐州市に半導体産業の集積団地「力晶半導体産業園区」を整備する方針を固めた。1,500万米ドルを初期投資し、発光ダイオード(LED)、太陽エネルギーなどの分野に参入することで、中国内需市場で地歩を固めたい構えだ。25日付経済日報が伝えた。
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 同園区の整備計画は、地元当局の全面的な支援を受けている。地元当局は現在、台湾側の対中投資緩和を見越し、力晶側に8インチ、12インチのウエハー工場設置を求めており、将来的に総額30億米ドルの投資を誘致したい構えだ。

 台湾企業では、台湾積体電路製造(TSMC)が上海松江工場、聯華電子(UMC)が系列の和艦科技(江蘇省蘇州市)を半導体産業の拠点とし、再生可能エネルギー分野ではUMCが山東省に進出している。しかし、力晶のように、半導体と再生可能エネルギー分野の総合拠点を整備する動きは初となる。徐州進出計画は、力晶が26日に開く定時株主総会でも主要議題となる見込みだ。