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3D対応の一体型PC、台湾3社がQ3発売へ


ニュース 電子 作成日:2010年5月27日_記事番号:T00023012

3D対応の一体型PC、台湾3社がQ3発売へ

 
 Windows7(ウインドウズセブン)発売以降、オールインワン(モニター一体型、AIO)パソコンの市場規模が拡大する中、宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)、微星科技(マイクロスター・インターナショナル、MSI)の台湾3社は、同製品で世界的大手ブランドとの差を縮めるため、タッチパネルの全面導入に加え、第3四半期には3D(3次元)映像対応のオールインワンPCを相次いで発売する予定だ。27日付電子時報が報じた。

 3社の中でも特に同製品の研究開発(R&D)に力を入れるMSIは、7月に独自技術「3D Station」を搭載した3
D対応製品「Wind Top AE2420 3D」を発売する計画だ。価格は約6万台湾元(約16万7,000円)。ASUSも8月に6万5,000~7万元と比較的高価格で高品質の製品を発売し、MSIに続く。

 電子時報系の市場調査機関、デジタイムズ・リサーチの調べによると、2009年のオールインワンPC世界出荷台数は685万台で、アップルがシェア50%以上を占め、これに2位ヒューレット・パッカード(HP)、3位ソニーが続いた。一方、台湾3社合計の09年シェアは約12%。

 今年は世界出荷台数が1,200万~1,300万台まで成長すると予測され、3社のシェアは15%を突破して20%に迫るとみられている。