ニュース 家電 作成日:2010年5月28日_記事番号:T00023036
家電大手の声宝(サンポ)は、米家電ブランドのホワイト・ウエスティングハウス、ワールプールの販売代理権とブランド使用権を獲得したもようだ。同社は既存の「声宝」ブランドとともに3ブランド体制で、家電製品を販売する方針とみられる。28日付工商時報が伝えた。
今回の提携案件は、サンポの陳盛沺元董事長が主導しており、6月10日ごろにも正式発表が見込まれている。
ワールプールの白物家電の販売代理権は、東元集団(TECO)傘下の東頴恵而浦が保有してきたが、サンポが引き継ぐことになる。サンポや東元集団は公式にはコメントを避けている。一方、ウエスティングは西屋太尹が台湾での代理権を取得し、歌林(コリン)や東元集団などがウエスティングブランドの家電を受託生産していた。しかし、西屋太尹の経営者が2007年に財務危機で海外逃亡して以降、ウエスティングは台湾の小売市場から事実上撤退していた。
業界関係者は「サンポの動きは家電業界の再編につながる。陳盛沺氏は家電市場に復帰するのではないか」と語った。
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