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エイサー、電子ブックで国際提携


ニュース 家電 作成日:2010年5月28日_記事番号:T00023038

エイサー、電子ブックで国際提携

 
 宏碁(エイサー)は27日、各国の電子ブック配信業者と提携し、電子ブックリーダー「ルミリード」を発売すると発表した。モノクロ版を第3四半期に、カラー版を第4四半期に投入する。28日付経済日報が伝えた。

 同社は既に米書店大手のバーンズ・アンド・ノーブル、独電子ブック配信大手のリブリ、中国の方正集団(ファウンダー)と契約を結んだ。それぞれ英語、ドイツ語、中国語の電子ブックを配信する。このほか、フランス語とイタリア語の電子ブック業者との契約も近く結ぶ予定だ。

 エイサーは同日、北京で記者会見を開き、王振堂董事長が「世界の新情報通信産業のリーダーを目指し、毎年6,000億米ドルの市場を手中にしたい」と述べた。

 ルミリードは米イー・インク社のアクティブマトリクス方式による電子ペーパーを採用しており、カラー版にはARMアーキテクチャーによる米クアルコム社製プロセッサーを採用している。基本ソフト(OS)にはウインドウズ7、アンドロイドが使われる。当面は米アップルの「iPad」、米アマゾンの「キンドル」と競合することになる。