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中華電信、携帯用アプリを広告収入で無料配信


ニュース 電子 作成日:2010年5月28日_記事番号:T00023040

中華電信、携帯用アプリを広告収入で無料配信

 
 中華電信は27日、携帯電話向けのアプリケーションソフトを配信するダウンロードサイト「Hami APPs」を開設した。同社は台湾の通信業界で初めて、広告収入によりソフトウエアを無料提供するビジネスモデルを導入した。28日付工商時報が伝えた。

 Hami APPsには、電子地図ソフトの勤イ科技(キングウエイ・テクノロジ-、イは山の下に威)、アニメ配信などを手掛ける春水堂科技(スプリングハウス)、オンデマンドテレビ事業会社の愛爾達科技(ELTA TV)などコンテンツ業者250社が参加している。当面はアンドロイド携帯向けのアプリケーションソフトを配信するが、今後はウインドウズ7にも対応していく。

 台湾では既に、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)系の「S市集」、台湾大哥大(タイワン・モバイル)が「match Market」を通じ、アプリケーションソフトの配信を行っているが、いずれも有料モデルだ。しかし、米アップルが無料アプリケーションソフトによる広告収入モデルを確立し、業界のトレンドとなりつつあることから、中華電信も無料配信の開始を決めた。