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第5回中台民間トップ会談、6月15日から開催へ


ニュース 政治 作成日:2010年5月31日_記事番号:T00023054

第5回中台民間トップ会談、6月15日から開催へ

 
 中台間の第5回民間トップ会談(江陳会)が6月15日から20日まで上海で行われることが固まった。31日付経済日報が消息筋情報として伝えた。

 江陳会は両岸の民間窓口機関トップによる会談で、台湾側から海峡交流基金会(海基会)の江丙坤董事長、中国側から海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長が出席する。江陳会は馬英九政権が発足した直後の2008年6月に始まり、昨年12月までに4回行われている。

 第5回江陳会では、中台間で貿易と投資の自由化を目指す海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の署名が見込まれている。しかし、土壇場までアーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)などをめぐり中台間の折衝が難航し、開催日程が流動的となっていた。

 関係筋はアーリーハーベストをめぐる折衝の進展状況について、「台湾に不利な17項目を除外するなど、大半の問題で障害はなくなり、最終段階を迎えている。あと1~2項目の合意を残すだけで、署名日程には影響がない」と述べた。交渉が難航していた石油化学、機械、紡織材料、交通運輸の各分野でも台湾側の主張が大幅に認められたもようだ。