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作成日:2010年5月31日_記事番号:T00023057
Q1製造業売上高、過去最高の2.9兆元に
経済部が26日発表した第1四半期の製造業売上高は、前年同期比46.88%増の2兆9,093億元(約8兆3,200億元)で、過去最高となった。電子部品産業や化学産業の大幅な販売増が要因だ。30日付工商時報が報じた。
電子部品産業の売上高は、世界的な景気回復を受け同83.86%増の8,762億元に達した。海外大手メーカーからの受注増により、半導体、ファウンドリー、液晶パネル、および関連部品メーカーの出荷が拡大した。
化学産業の売上高は、同75.8%増の4,084億元。中国での需要拡大のほか、中東大手石化メーカーの工場の故障による生産停止や、アジア各地の工場が年次保守期間に入ったことが、台湾メーカーの受注増につながった。
その他産業の売上高は、▽基本金属産業、2,061億元(前年同期比52.8%増)▽自動車および関連部品産業、813億元(同43.5%増)▽パソコンおよび光学製品産業、1,615億元(同22.6%増)▽機械設備産業、1,219億元(同31.1%増)──となった。
なお売上高全体のうち、台湾域内での売上高は同49.6%増の1兆4,844億元、海外向けは、同44.15%増の1兆4,249億元だった。