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消費減少、来年の貯蓄率30%を予想


ニュース その他分野 作成日:2007年8月27日_記事番号:T00002308

消費減少、来年の貯蓄率30%を予想

 
 行政院主計処は、今年の貯蓄率が28.9%に上り、来年は1990年以来最高の29.86%に達するとの予測を示した。カード負債問題や世界的な経済競争の中で、多くの人が将来に不安を感じ消費を抑える傾向があるためだと見ている。

 台湾の貯蓄率は98年から02年まで25%前後を維持していたが、ここ4年間は毎年1ポイントずつ上昇している。また、今年上半期の民間消費成長率は予想を下回る2.3%で、来年も3.1%に留まる見通し。

 行政院経済建設委員会によると、日本や香港、ドイツ、中国でもM字型社会到来への懸念から貯蓄率が上がっており、当面この傾向には変化がないと見られる。27日付工商時報が伝えた。