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洋上風力発電を開放、400億元の商機


ニュース 公益 作成日:2007年8月27日_記事番号:T00002310

洋上風力発電を開放、400億元の商機

 
 経済部はこのほど「離岸式洋上風力発電機設置申請要綱」をまとめ、来月1日から業者の申請を受け付ける。第一段階として30万キロワットを開放する計画で、地場風力エネルギー産業に対し、少なくとも400億台湾元(約1,415億円)のビジネスチャンスが見込まれ、中国鋼鉄、台朔重工、東元電機(TECO)などが申請するとみられる。

 経済部エネルギー局がまとめた設置要綱によると、第一期は6海域、30万キロワットの開放となる。開放される海域は主に台湾本島西部で、宜蘭および澎湖の両海域が加わる。1年間に少なくとも2,000時間以上のフル稼働(離島は4,000時間)、許可取得後3年以内の設置が申請条件となる。海上風力発電の電力買取価格は陸上風力発電の2元/キロワット時(kWh)に比べ2.7元/キロワット時と割高となる。

 経済部は陸上と合わせ2010年には風力による発電容量が122.3万キロワット、年間発電量にして82万5,000世帯の1年の使用電力量に相当する33億キロワット時に達すると見込んでいる。27日付経済日報が報じた。