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Q3の就業機会、9万3千件増=労委会調べ【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年6月2日_記事番号:T00023120

Q3の就業機会、9万3千件増=労委会調べ【図】

 
 行政院労工委員会(労委会)による最新の労働市場調査によると、7月末時点に予想される就業機会は4月末に比べ9万3,400件増加する見通しだ。5四半期連続のプラス成長となり、増加幅は過去3年で最大となった。労委会は景気回復の影響が労働市場に及んだものと分析している。2日付工商時報が伝えた。
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 調査は4月16日~5月5日にかけ、従業員30人以上の事業所を対象に行われた。有効サンプル数は3,020件。

 業界別でみると、予想純増数が最も多かったのは製造業の5万5,000件。中でも電子部品が2万5,000件と最多だった。次いで卸・小売業が1万2,000件、支援サービス業(人材派遣・清掃・セキュリティなど)が5,300件と続いた。労委会は、今回の雇用増はハイテク産業が主で、従来型産業では回復のスピードが緩やかだと指摘した。

 さらに、職種別では非技術職や現場作業員が2万4,300件と最も多く、労委会は市場の需要拡大に対応するための雇用が増加していると説明した。