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エバー航空、航空保険料3%引き上げで契約更新


ニュース 運輸 作成日:2010年6月2日_記事番号:T00023123

エバー航空、航空保険料3%引き上げで契約更新

 
 長栄航空(エバー航空)は1日、航空機事故などに備えた航空保険の契約更新を完了したと発表した。保険契約額は36億米ドルで、前年を1,000万米ドル、3%上回った。保険料が前年を上回ったのは7年ぶり。中華航空(チャイナ・エアライン)も7月と10月に契約更新を迎えるが、保険料の引き上げは避けられない見通しだ。2日付経済日報が伝えた。

 損保業界によると、航空保険料が上昇に転じたのは航空機事故の頻発が原因。世界の航空各社の保険料は今年、平均で10%上昇しており、エバー航空の保険料引き上げ幅は業界平均を大幅に下回っているという。

 エバー航空は、台湾の航空他社とは異なり、グループ内の長栄国際(エバーグリーン・インターナショナル)が契約交渉を主導し、保険額の3割を同社が引き受けている。残りは台湾の損保各社がそれぞれ3~7%の割合で引き受けている。