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作成日：2010年6月2日_記事番号：T00023125
内服液の晟徳、原薬メーカーを買収
内服液を専門とする製薬メーカー、晟徳大薬廠（センター・ラボラトリーズ）はこのほど、原薬メーカーの得栄生物科技（グローリー・バイオテック）を１億台湾元（約２億8,200万円）で買収した。晟徳は今回の買収を通じて原薬製造に参入するとともに、得栄の株式上場または店頭公開、および中国市場進出も視野に入れる。２日付工商時報が伝えた。
買収後、得栄に対する持ち株比率は晟徳大薬廠が59％、晟徳子会社の玉晟創業投資が41％となる。
得栄は創業10年で、発酵および発酵合成による原薬製造を行っていたが、業績悪化のため健康食品分野にも進出していた。ただ晟徳は今後、同社を原薬専門メーカーとする計画だ。
