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太陽電池やLEDなど5産業、銀行が「晴れ」評価


ニュース 金融 作成日:2007年8月27日_記事番号:T00002313

太陽電池やLEDなど5産業、銀行が「晴れ」評価

 
 企業金融を主に扱う銀行・信用金庫の最新産業レポートが発表された。下半期の景気は大方上半期を上回るという見方で一致しており、見通しの明るい産業の比率も上がっている。

 華南銀行の半年に一度のレポートでは、産業ごとに評価が「晴れ」、「晴れ時々くもり」、「くもり」、「雨」で表現され、今回は全体では「晴れ」、「晴れ時々くもり」評価の産業数が「くもり」、「雨」を上回り、下半期も好景気が持続すると見込む。特に太陽電池、発光ダイオード(LED)、IC設計、IC封止・検査、全地球測位システム(GPS)の5産業は、昨年から4期連続で最高ランクの「晴れ」と評価された。逆に供給過多で価格競争が激しい、または海外に生産拠点が移行している、乳製品、飲料、食品加工、ガソリンスタンド、製薬業などは「雨」産業と評価された。

 電子産業はおしなべて高評価だが、彰化銀行は、業界の変化が激しくリスクが高いとして電子産業を顧客の主軸に据えていない。同行は主に従来型産業や中小企業を主な顧客としている。また第一銀行も電子産業の景気は持続すると見て最大の顧客としながらも、個別リスク評価をさらに強化していく構えだ。27日付工商時報が報じた。