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電子ブックリーダー中国最大手、Q3に台湾で製品発売か【表】


ニュース 家電 作成日:2010年6月2日_記事番号:T00023130

電子ブックリーダー中国最大手、Q3に台湾で製品発売か【表】

 
 中国の電子ブックリーダー最大手、漢王科技の劉迎建董事長は1日台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)会場を訪れた際、早ければ第3四半期にも同社製品を台湾で発売する方針を明らかにした。2日付工商時報が伝えた。
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 漢王科技は中国電子ブックリーダー市場で95%の圧倒的シェアを持つ。昨年の出荷台数は26万6,000台、今年は販売台数が100万台以上に上る見込みで、来年の世界シェア首位獲得も視野に入れている。生産量拡大に向け、台湾滞在中に台湾メーカーと委託生産についての交渉を進める。工商時報によると委託先として、富士康国際(FIH)、大衆電脳(FIC)、英華達(インベンテック・アプライアンシズ)、藍天電脳(クレボ)などが候補に挙がっているもようだ。

 劉董事長は、今後は軽量で省電力の電子ブックリーダーと、カラー表示でマルチメディア対応のタブレット型パソコンが、双方の弱みを克服して融合に向かうとの予測を示した。