ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

「WiMAXはクラウドより重要」=エイサー董事長


ニュース 電子 作成日:2010年6月2日_記事番号:T00023132

「WiMAXはクラウドより重要」=エイサー董事長

 
 最近、高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)の将来性を疑問視する声が聞かれる中、台北市電脳商業同業公会(TCA)理事長を務める王振堂・宏碁(エイサー)董事長は1日、WiMAXの緊急医療分野への応用に関する展示イベントに参加し、「WiMAXは最近注目を集めるクラウドコンピューティングよりも重要な技術で、台湾のWiMAX産業は少なくとも今後10年は続く」との見通しを示した。2日付電子時報が報じた。

 王董事長は、「クラウドコンピューティングでサーバーと端末をつなぐ技術のうち、WiMAXは最良のものの一つ」とした上で、「WiMAXがなければ、よいサービスや端末があったとしても意味がない」と強調した。

 またWiMAXと並ぶ次世代規格として注目されるLTEについて、「両者は基本的な技術に共通点が多く、これまでの台湾における投資は無駄にならない」と語った。

 なお同イベントには馬英九総統も出席し、同産業への支持を表明した。またWiMAX技術の、土石流や治水の分野への活用を検討すると表明した。