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ECFAのアーリーハーベスト、500項目か


ニュース その他分野 作成日:2010年6月3日_記事番号:T00023145

ECFAのアーリーハーベスト、500項目か

 
 中国共産党の対台湾関係筋は2日、中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)でアーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)の対象品目が最終的に500項目に達するとの見方を示した。台湾側は最近、対象品目が300項目まで削減されるとの見通しを明らかにしていた。3日付経済日報が伝えた。

 ECFAは交渉難航が伝えられており、中国側は情報リークにより、譲歩姿勢をアピールした可能性がある。 

 同筋はまた、中国側が協議の前文に「経済貿易関係の正常化」といった政治色が強い文言を盛り込むよう求めているとの台湾側の報道について、「中国側はこだわっていない。双方による解決が可能だ」と述べた。

 台湾経済部の林聖忠報道官は同日夜、「交渉はまだ続いており、内容は明らかにできず、コメントもない」と述べた。