ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

FTAへの中国反対、野党が馬総統非難


ニュース 政治 作成日:2010年6月3日_記事番号:T00023146

FTAへの中国反対、野党が馬総統非難

 
 台湾が他国と自由貿易協定(FTA)締結を推進することに中国が反対姿勢を明確にしたことで、「海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)締結はFTA締結に有利」と主張してきた馬英九総統に、野党陣営が厳しい批判を浴びせている。3日付自由時報が報じた。

 蔡英文・民進党主席は2日、「中国の反対表明は馬政権の説明が間違っていたことを明らかにした。ECFAに期待を抱いていた市民は再考すべきだ」と語った。

 黄昆輝・台湾団結聯盟(台聯)主席は「馬政権は中国から平手打ちを食らった。ECFAは台湾の主権を矮小化するものであることが証明された。台湾人はこれ以上だまされてはならない」と批判した。

 このほか、民進党の陳亭妃立法委員は、馬政権に対しECFA締結に向けたあらゆる作業を中止した上で、市民に謝罪するよう要求した。