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Q2欧州向けマザーボード出荷予測、ASUSが20%下方修正


ニュース 電子 作成日:2010年6月3日_記事番号:T00023166

Q2欧州向けマザーボード出荷予測、ASUSが20%下方修正

 
 華碩電脳(ASUS)は2日、ユーロ安が続いている状況を受け、第2四半期の欧州市場向けマザーボード(MB)の出荷予測を20~25%下方修正した。同社の許佑嘉・開放平台銷售総部副総裁は欧州市場の5月の落ち込みについて、「驚くほどだ」と語っている。3日付経済日報などが報じた。

 ASUSは第2四半期のMB出荷について、5月は欧州不安、朝鮮半島の緊張、タイの暴動などの影響で明らかに減っており、6月もサッカーワールドカップ開催の影響で中南米、欧州、日韓などで消費意欲が陰りを見せるとの見通しから、前期比15%減となると予測した。4月末時点では同5~10%減と予測していた。

 一方、証券会社によるとASUSのMB事業は全体売上高の2割を占め、さらにそのうち欧州向けが4割を占めており、第2四半期の同社MB出荷は前期比13~20%減と、より厳しい見方だ。

 ただ、第3四半期の見通しについては、「在庫補充が先送りされることで、同期は過去最高となる可能性がある」と楽観的な見方を示した。通年目標の2,500万枚にも問題はないとしている。