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遠雄集団の中国住宅開発投資、上場不動産業で初の認可【表】


ニュース 建設 作成日:2010年6月4日_記事番号:T00023183

遠雄集団の中国住宅開発投資、上場不動産業で初の認可【表】

 
 不動産開発最大手の遠雄集団(ファーグローリー)は3日、中国・天津市での住宅開発プロジェクト「天津生態城(天津エコシティ)」の投資申請が、経済部投資審議委員会(投審会)に認可された。株式上場・店頭公開の不動産開発業者による中国での開発投資に認可が下りたのは今回が初めて。4日蘋果日報が報じた。
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 「天津生態城」は面積105ヘクタール、人口35万人の住民が居住可能な住宅プロジェクトで、敷地内に総世帯数1万3,000戸の分譲マンション「U city」や娯楽施設、商業施設などを建設する。開発は10期に分けて行われ、10ヘクタールの第1期は2009年12月に着工しており15年に完成する予定だ。

 遠雄集団の蔡宗易広報担当によると、前期開発資金は約5,000億米ドル。開発中のマンションは11年初頭から販売でき、その売り上げは後期の開発資金に投じる方針だ。

 遠雄集団は現地に「天津生態城遠雄投資開発公司」、地元政府とシンガポール企業と共同で「中新天津生態城投資開発公司」を設立しており、同開発案件を60%出資で主導する。