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台プラ4社、5月は小幅増収を保つ【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2010年6月4日_記事番号:T00023187

台プラ4社、5月は小幅増収を保つ【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の5月の合計売上高は、前月比1.4%増、前年同月比57.7%増の1,332億3,900万台湾元(約3,825億円)となった。原油価格下落に伴い製品オファー価格が低下したものの、4社の販売戦略が奏功して小幅ながら増収を保った。4日付工商時報が報じた。
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 4社のうち、前月比でプラス成長となったのは台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)のみで、前月比5.66%増の726億7,500万元だった。原油価格が依然高水準にあること、および生産が通常の状態に回復したことが要因だ。

 南亜塑膠工業(南亜プラスチック)は、同1.91%減の185億1,500万元、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)は同0.99%減の251億3,000万元だった。減収が小幅にとどまったのは、エチレングリコール(EG)や、高純度テレフタル酸(PTA)などの価格が比較的堅調に推移したためだ。

 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)は、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)価格が下落したことで、同7.91%減の169億1,900万元となった。