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ウィストロンのクラウド運用システム、8月にも完成


ニュース 電子 作成日:2010年6月4日_記事番号:T00023188

ウィストロンのクラウド運用システム、8月にも完成

 
 緯創資通(ウィストロン)は現在、工業技術研究院(工研院)と共同でクラウドコンピューティングの運用システムの開発を進めており、8月にも第1次バージョンが完成する見通しとなった。2011年の発売を目指す。4日付蘋果日報が伝えた。

 同社ソフトウエア事業部の陳延川総監は、「工研院と協力し、台湾独自のクラウド運用システムを開発したい」と述べた。価格を現在の他社のシステムより30%程度安く設定し、競争力を確保する構えだ。データセンターの委託管理に関しては、安碁科技(AKERテクノロジー)と提携を進めている。

 一方、ウィストロンは現在、米マイクロソフト(MS)と共同で医療用ソリューションの開発を進めており、患者の検査データなどを自動的にデータセンターに送信するベッドを1床30万~40万台湾元(約86万~114万8,000円)で供給することを目指している。ウィストロンの医療用設備は既に長庚医院、レキ新医院(レキは土へんに歴)で採用されている。