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3割賃上げの富士康、「業績に不利とは限らない」


ニュース 電子 作成日:2010年6月4日_記事番号:T00023194

3割賃上げの富士康、「業績に不利とは限らない」

 
 鴻海科技集団(フォックスコン)傘下、富士康国際(FIH)は、深圳工場の従業員連続自殺問題を受けて、現場従業員の30%賃上げを決めたことに関し、今年の業績に不利な影響が出るとは限らないと強調した。これまで証券会社から、利益への悪影響予測が示されていた。4日付工商時報が報じた。

 富士康は、賃上げにより運営コストは増えるものの、従業員の流出が減り、人材を集めやすくなるという効果もあるため、業績は今後のパフォーマンス次第だと説明した。

 香港株式市場に上場する富士康は、連続自殺を受け、直近1カ月で株価が19.3%下落した。